教室を移転し、リニューアルしました🌿
ピアノと少しの家具だけ置いて、あとは緑をたくさん。アロマやキャンドルを焚いていて、リラックスしながらレッスンできる空間にしたいと思っています。
音楽を演奏する上で、リラックスはとても大切なことだと考えています。
クラシック音楽というと、コンクール、発表会など、きちんと弾かなければという機会も多く緊張感があるイメージをお持ちの方も多いのではないかと思います。
私自身、レッスンにはいつも緊張して通っていて、普段できていることが先生の前ではあまり弾けなかったり。
「リラックスすること」と「だらける」のは、まったく別のことで、リラックスとは、ゆるむこと。
ゆるむ、というともっとだらけるイメージに近づいてしまうでしょうか…
心と体の余計な力を抜いて、安心感と心地よさを感じられると、すっきりと集中し、良い音楽が奏でられます。
もちろん本番では極度の緊張の中で素晴らしいものを発揮できる場合もたくさんありますが、日常で演奏する時には、リラックスし気持ちよく集中できた状態が一番素敵に演奏できると思っています。
そして曲を完成させること自体を目標にするのではなく、その曲を演奏した時に得られる気持ちや感覚を大切にしたいと考えています。
テクニックや難しい技ができるようにするために練習するのではなく、それを音楽の中での表現のひとつと捉えて、それを使ってどんな音楽にしたいのかと考えること、そしてそれを演奏した時にどんな気持ちや感覚になるのだろうか、ということを感じていくことを、生徒の皆さんには伝えていきたいと思います。
かっこよく弾いて目立ちたい!褒められたい!
間違えたくない!完璧に弾きたい!
それも一つステキな目標ではあると思うのですが、もう一つ先のその音楽の本質を感じて演奏できるようになると、ますます自分の心も日常も楽しく豊かになっていくと思っています。
私は今フィトセラピー(植物療法)を勉強しているのですが、そこで学ぶ自然の摂理と私たちの身体の仕組み、それらの事が私が音楽をやっている上で大切にしたいこととの共通点がとても多く、これからの自分の演奏やレッスンにも役立つこと間違いなしで、とても面白いです。
またシェアしていきたいです。