2022.11.27 (日）横浜ノアスコンサートサロンにて、当教室Stella Violinと横浜のFortuneヴァイオリンサロンによる合同サロンコンサートを行いました🎻
この二年間、なかなか発表会も開催しづらい状況でしたが、その間にもレッスンと普段の練習で子どもたちは毎日成長しており、二年前とは大きく違う深い立派な音で、心からの演奏をしてくれました。人前で演奏する、ということはやはり大きな目標となり、急成長できる本当に素晴らしい機会となります。そして、何より他の人の奏でる音楽を聴いて楽しめる交流の場となります。お互いの音楽に触れ、その世界を分かち合う素敵な機会です。
大人の方は一人だけの参加だったのですが、本当にいつも新しい事にどんどんチャレンジされる素敵な方で、人前で弾いてみたいので出ます！と言ってくださり、その精神に本当に感激したし、とても刺激を受けました。なんと本番の美しいドレスもご自分で作られたという多才な方😳
もう一つのお教室は私の大学の先輩が主宰。一緒に企画し、発表の場、交流の機会をいただき心から感謝しています！生徒さんみなさん本当にフォームから弓の持ち方まできれいで、私も学ぶことが多くありました。
そして、ずっとピアノ伴奏をしてくださった、同じ湘南台のギターとピアノのお教室のミカ先生。子どもたちに寄り添ってくださる方で、その信頼感といったら他にありません。講師のお楽しみ演奏では、一緒に映画The Gratest Showmanの《This Is Me》を演奏してくれました。
広く知られている曲ですが、この曲は生まれつき身体に特徴のある人物たちが、自分のコンプレックスや人からの心ない言葉、冷たい視線のために負ってきた心の傷や葛藤を乗り越え、ステージの上で音楽の力を借りて“This Is Me！”と思い切り自分を表現する曲です。これは教室名Stella＝星、一人ひとり違う個性という素晴らしい輝きを音楽で表現していく、という思いにもつながり、今回みなさんの前で演奏したいと思いました。
音楽を聴くだけではなく奏でることができる人たちは、辛い時も環境が厳しい時も、音楽というものが必ず自分の強みになります。心という見えないものを表現したり、時には出来事や人に対する怒りや悲しみも、相手を傷つける事なく主張できる自分の武器にもなります。希望や優しさを表現して周りの人と共有し、誰かの心を動かせる奇跡が起きることもあります。
そして同じ曲を弾いても絶対に全く同じ演奏にならないのが音楽。This Is Meのように、音楽を通してそれぞれの世界が表現できるように、とにかく常にまず音楽を楽しんで欲しいというのが私の思いです。
もちろん私自身もこれからも、ますます音楽で自由に表現していけるよう精進していきます。
奏でる人がいて、聴いてくれる人がいて、ますます輝きを増す音楽。
これからも様々な形でみんなで楽しんでいきたいと思っています！
